★Kenro Songs/旅と料理と音楽と

前期高齢者となった元・正社員サラリーマン(現在はパートタイム契約社員)は、旅と料理と好きな音楽の話と、オリジナル曲の制作で余生を過ごすのです。

ピックを飛ばさないためには・・・?

 こんにちは。コロナのおかげで引きこもり、派遣社員は無収入のまま引き続き毎日DAWと取り組んでいます。

 私はギターが下手なので(上手く弾けるものは何もありませんが)、何度も録音しては、「あーあそこのフレーズをミスった、ここのコードを間違えた」と、試行錯誤を繰り返し、なかなか先に進めません。どんどん新曲を作ってUPしている方々、うらやましいですね。

 

 特にギターを弾くときに困るのは、ピックの取り扱いです。指先に力がないので、すぐにピックを落として(飛ばして)しまうのです。

 特にアコギをストロークで弾いていると、時々サウンドホールから中に入ってしまいます。取り出すには演奏を中断して、穴を下に向けて振るしかありません。とほほ・・・。

 ですから、セミアコとかでfホールが空いてるのなんか、恐怖ですね。もしあの中にピックが入ってしまったら、どうやって取り出そう・・・?

 

 そこで、改めてピックを見直してみることにしました。従来から使っているものから新規購入も含め、再度いろいろ試してみました。

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 まず、大きなものなら落としにくいだろうと、上段の正三角形タイプは以前から良く使っています。

 BASS用として、Bassman。ずいぶん昔に買ったもので、PICKBOYと共に、主にBassで使います。最近は黒のPICKBOYが主体かな。

 

 ギター用にはPICK BOY Hか、赤いSANTANAモデルか、Fender Midiumを使います。がっちりしている上にがっちり掴んで弾けますから、音はやはりハッキリキッパリになりますね。エレキでリード弾きに使っています。

 でもこのタイプ、楽器屋さんに行ってもなかなか見つかりません。一般的じゃないんですね。私のような変態オヤジしか使わないのかな。見つけたときには必ず購入しています。(と言っても買い占めはしませんが)

 

 コード引きやアコギには、通常の三角ピックを使います。ティアドロップ型とか5角ベース型なんか絶対無理ですね。よくあんな小さいものを摘まんでいられると思います。

 今回見つけたのはMASTER B JAPANというもの。厚さのバリエーションがあって選べるし、何より模様のところが滑り止めになっていて、かなり具合が良いです。

 

 しかしアコギでストロークを弾く場合は、ある程度柔らかいピックでないと、音が堅くなりすぎる感じがあります。そこでThinタイプの柔らかいものを揃えてみました。これならアタックがきつく出ないので、音も柔らかくなりますね。

 緑色のTakamineのThinは滑り止め加工がしてありましたが、Master Bほど強力ではなく、つまむところが凸凹している程度であまり効果がありませんでした。そもそも肝心の音が、大柄な感じになってしまいます。SELVAはTakamineと同じものでした。

 

 そこで、FenderのThin。これは薄くて弾力があって柔らかい。いい音です。色は白とベッコウがありますが、若干素材が違うのか、それとも見た目の印象なのか、白のほうが繊細な音がする気がします。

 でもこれだと、やっぱり途中で飛ばしてしまいます。悪循環。さっきのMaster BにはThinタイプは無く、他に滑り止めがついているものはありません。どうしようかな・・・。

 そこで(!)考えました。滑り止めではなく「飛ばないようにしたら」良いのでは?

 

 ピックと指をセロテープで止めて、一体化させてみることにしました。

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 「おう、これならぜったい落とさないぞ♩」と、弾いてみましたが、がっちり固めすぎなのか、ニュアンスを出すのが難しくなり音色が固定されてしまいます。

 また、時々テープのヨレる音が録音されてしまい、更に弦をはじく振動が直接爪に伝わるので、長く弾いていると爪が痛くなってきます。これはだめかー。

 

 そこで、究極のアイデア! ピックそのものに両面テープを貼ってみます。

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  あ、これは具合が良い! 適当に力を抜いても落ちないし、爪も痛くありません。

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 どうやらこれでピック飛ばし問題は解決。これなら安心して録音に励むことができそうです。

 

 では、引き続き派遣社員は無収入のまま、DAWと取り組んで行きます。

 

ではまた。