映画 Barbie を見てきました Good!
2週間ほど前ですが、家内が見たいというので一緒に見に行ってきました。
感想は、正直「面白かった」です。
とにかくネアカ。いかにもアメリカンな、ドライで前向きな世界観です。ジェンダー問題にもさらりと触れ現実の難しさを匂わせながらも、最後には頑張り屋の女の子たちをYou Can Be Anything.(なりたい自分になれる)と励ましてゆく性善説の姿勢が清々しい、今時古臭いほどまっすぐなメッセージです。(家内は涙ぐんでいました)
世界では上演禁止になった国もあるようですが、国も人種も宗教も文化も違えば、これを理解しない(したくない/そもそもアメリカ人が嫌いな)人々がいるのは、仕方ありませんね。
そもそも「人形玩具の世界の実写版」という前提です。そんなに目くじらを立てても仕方ないと思いますが、それをわきまえて見れば、見終わってハッピーな気分になれる映画です。
音楽が楽しい
サウンドトラックに登場するアーティストが、現在アメリカの Billboard Top40 をにぎわしている売れっ子ばかりです。タイトル曲 Lizzo の'Pink' が楽しい!
Dua Lipaも、人魚バービー役でちょっと出演しています。(気づきませんでしたが)
俳優について
主役のバービー(スタンダード版)を演じるのはマーゴット・ロビー 。10代の少女という設定のバービー役には少し無理がありますが、スタイル良く明るくかわいい演技です。今回は主演とともにプロデューサーでもありますが、どこかで見たな・・・と思っていたら、依然見たBABYRON(バビロン)で、主役のネリーを演じていたんですね。
今回のバービーとは180度真逆のヒロインを、痛快に演じています。
ところで、バービーでは、ボーイフレンドのケンはライアン・ゴズリングが扮しています。
ライアン・ゴズリングと言えば、今でも印象に残っているのは、2017年に公開され大きな話題になった「La La Land」で、主役のセバスチャン(セブ)役です。
ここでは才能があるが売れないJAZZミュージシャンを、憂いたっぷりに演じていました。
主演の二人が、ここまでキャラクターの違う振れ幅の大きい役をそれぞれの場所で演じ切っているというのはすごい力量ですね。さすがはハリウッドの俳優さん。
この2人は今後も大きな作品に起用されてゆくのでしょう。今後が楽しみです。
ではまた。