★Kenro Songs/旅と料理と音楽と

前期高齢者となった元・正社員サラリーマン(現在はパートタイム契約社員)は、旅と料理と好きな音楽の話と、オリジナル曲の制作で余生を過ごすのです。

You Tube チャンネル8曲目「もっと素直になればいい」を公開しました

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この曲の制作時の、私の MAC mini での Logic Pro Xの画面です

 以前の書き込みで「年内あと一曲リリースします」と、つい調子に乗って書きましたが、結局クリスマスにも間に合わず、最終週になってしまいました。

 でも何とかぎりぎり「仕事納め」に間に合わすことができました! 今年5曲目! やったー。

 

 いつものように、御用とお急ぎのない、暇で暇でどうしようもない方、変なものを見聴きしたがるモノ好きな方、何があっても冷静でいられる方、めったに怒らない気の長い方、またもや5分間になってしまいましたが、耐えて聴いてみていただけますでしょうか。

 よろしくお願い致します。

www.youtube.com

学生時代に作った曲

 私の曲はいつも古めかしい・古臭いものばかりですが、特にこれは一番古く、1978年:私が20歳の学生のときに作ったものです。なんと42年もの。(-。-)y-゜゜゜

 

 当時の日本では欧米のロック・ミュージックが全盛で、エレキギター少年たちはこぞって、3大ギタリスト(Eric ClaptonJimmy PageJeff Beck)やプログレやハードロック系(Steve HaweやらRichie Blackmoreやら)などの曲を弾いていましたし、日本人アーティストに目を向けるフォーク系のアコギ少年たちは、松山千春とかガロとか・・・(後はよく分からん)

 とにかく私のような趣味は異端すぎたらしく、こんな変な曲を一緒に演奏し歌ってくれようなんていう友人はいなかったので、頭の中にずっと仕舞い込んでいたものです。(歌詞も、そんな状況をモチーフにしています)

 30歳の頃(90年頃)に一度音にはしましたが、今回、現代のソフトウェアの力を借りて、ようやくほぼ思い通りのアレンジを加え、作品にすることができました。

 

 この曲を作るインスピレーションの元になったのは、実はSANTANA(サンタナ)です。1972年のあの名盤「キャラバンサライ」と翌年の「ウェルカム」が大好きで、その2枚のアルバムの曲をもっと聴きたくて、似たような曲を作ろうと思ったのがきっかけです。(サンタナをやろうなんて言う友人は、もちろんいませんでした)

 もちろん、「サンタナらしさ」はほとんど感じられません。もっとマイナーコードも絡めないといけないし、そもそも才能もテクニックも何もかもが違います。軽~いモノマネ程度でした。

音の数が今までで最大 

  • バンドセクションはドラム・ウッドベース・エレピ1(コード専門)・エレピ2(オブリ専門)・アコーステイックギター・エレキギター(リード)・シンセパッドの7楽器。(ギター2本以外はすべて打ち込みです)
  • パーカッション隊は、コンガ・ボンゴ・ティンバレス・クラベス・カウベル・シェイカー・マラカス・ベルツリー・ハンドクラップの9種類。こちらもすべてシンセ音源の打ち込みです。 
  • ボーカルセクションは、リードボーカル、テーマ部分のコーラス3声、終盤のスキャット2声の合計6声です。例によって、ソフトウェア上で音程の修正をしまくりです。

アレンジとミキシングについて

 曲自体は大昔に作ってありアレンジも過去にほとんど決定済みでしたので、早い段階でラフな全体像はできていました。(そのため、つい「年内には完成」と言ってしまったのですが)

 11月後半からほぼ1か月半、ボーカル録音(例によって20テイクづつくらい録りました)と音程の修正、各音源の音質(音色)、エフェクト、コンプレッサーとリミッターの調整、ミキシングの左右の定位と音量バランスの調整などに多くの時間を費やしました。

 合計22種類の音をコントロールするのはなかなかしんどいものでしたが、その代わりとても楽しい作業でした。

 今年一年ありがとうございました。

  今年はコロナのおかげで仕事が減り、肩のケガで引きこもり、たっぷり時間ができた結果、年間5曲を完成させることができました。 これは大きな前進!

(完成度についてはまた別の話・・・)

 年明け2月には私も63歳になり、いよいよ「特別支給の老齢厚生年金」の対象になります。来年がどうなるのかさっぱり見通しは立ちませんが、今年1年でそれなりにノウハウも身につき作業効率も上がってきましたので、来年も4~5曲程度を目標に頑張って行こうと思います。

 

 このBlogをいつも読みに来ていただき、曲を聴いていただける皆さま、1年間お世話になりました。来年もどうか、お付き合いを宜しくお願い致します。

 

皆さま良いお年を。

 

ではまた。