バリー・マニロウ「哀しみのマンデイ」他
そろそろ'B'に行きましょう。Bで始まる最初は バリー・マニロウ です。そしてバリー・マニロウと言えば「哀しみのマンディ」「恋はマジック」、そして彼の後半のキャラクターを決定づけた「コパカバーナ」などのヒットがあります。
彼は1943年(昭和18年)生まれ、現在76歳とのこと。
「哀しみのマンディ」はセカンドアルバムからのシングル曲で、1975年1月18日に全米NO.1になりました。
本人の作曲ではありませんでしたが、その人懐っこいメロディやアレンジは「もう一人のピアノ・マン」的な、シンガーソングライターのイメージとピッタリで、当時の私は「アメリカ人て本当にいい曲を作るんだな、日本の歌謡曲とはまったく世界観が違うな」と思って聞きほれていました。
彼がヒットチャートの常連だったのはそれから5年間ほど。その後はブロードウェイやラスベガスのディナーショウのエンターテイナーへと変わって行きます。
しかし私が最初に彼の名前を見たのは、彼がソロアーティストとしてのデビュー前に、 Bette Midlar のデビューと2枚目のアルバムにプロデューサー/アレンジャー/ピアニストとしてかかわったことでした。
次回お話ししますが、この Bette おばさんのアルバムが、またとんでもなく素晴らしいのです。「これを作ったのは、どんな人なのだろう?」と思っていた、その本人が後からデビューしたのですから、期待は大きく、そして期待通りに素晴らしい曲をたくさん作ってくれた、素晴らしいアーティストの一人だったと思います。
こんな曲とアーティストに、また出会いたいです。
ではまた。